バトゥーキは2019年6月現在
僕が毎週、
「最も楽しみにしている」
といっても過言ではない漫画だ。
僕はヤングジャンプで連載されて
いた『嘘食い』という漫画が
大好きだった!
その作者である迫稔雄さんの
新作漫画ということで、
読み始めたバトゥーキだった。
バトゥーキってどんな漫画なの?
まずタイトルが謎。
「バトゥーキって何!?」
テーマがわからないまま読み
始めたが、しばらくわからない
状態が続いた。笑
「何漫画なんだろう??」
何度もそう思ったのを覚えている。
そんな中でも毎週読んでいくうちに
物語に潜む謎が気になってくる。
主人公が小さいときの記憶や
自由を許さない父親。
一体何があったのか?
何故行動を制限されて
縛られているのか?
引っ越しが多く各地を転々とし
他者とのかかわりを避けている
ような雰囲気もある。
謎の裏に潜む「真実」が
気になってしまう。
そして父親に制限をされる
不自由さを感じる生活の中、
主人公の一里に起こる出会い。
栄子ちゃん、栄子の兄の悠人、メストレ、純悟。
そしてカポエイラ。
ようやくだんだんとカポエイラ漫画
だということがわかってくる。
そして物語が進むにつれ、
明らかになる謎。
幼いときの記憶の真実。
縛られていたのではなく、
守られていたことを知る一里。
そして守られていた側から守る側へと
シフトしていくことになり、
【ある目的】に向けて
一里の物語は動き出す・・・。
バトゥーキの単行本の感想(3巻まで)
バトゥーキはヤングジャンプで
連載が開始した時から毎週
追っています。
改めてコミックスを読み直したので
簡単に感想を書いてみました。
1-2巻はプロローグという感じです。
主人公をとりまく世界と背景、
そして出会い。
真実を知り何を想い、
決意をしたのか。
3巻から本格的に動き出す物語
への導入部分という感じです。
また、カポエイラについての
説明などにも多く触れられて
いました。
最初は専門用語が全然頭に入って
こなかったのですが、
バトゥーキが好きになったあとに
読み返すと、カポエイラについて
勉強になるなぁと感じます。
そして3巻から本格的に
物語が動き出していきます。
家族を守るため、そして自由を
得るために強くならなければ
ならない一里。
指示に従い、路上でのバトルを
繰り返す日々を送ってきた。
そんな一里が高校生になり、
新しい出会いを経て、
強者との戦いに挑んでいく。
強者とは、
「他の格闘技を学んでいる者」
のことである。
つまり、カポエイラで他の格闘技
との異種格闘技戦をして
勝たなければならない。
しかも、試合ではなく私闘であり
そこにルールはない。
3巻ではその第1戦である、
「空手」
との戦いが描かれている。
自分より格上だと告げられた
強者と一里はどう戦うのか?
カポエイラと空手の戦いは
どんな戦いになるのか?
そしてその戦いを、迫さんは
どう表現するのか?
カポエイラと空手の戦い。
その結末を、バトゥーキを
読んでぜひ確認してほしい。
バトゥーキについての感想まとめ
バトゥーキという漫画を読み
始めたきっかけは、
「嘘食いの作者さんの新しい漫画だから」
という理由だった。
しかし、今ではすっかり
バトゥーキが大好きになり、
毎週木曜日を心待ちにして
しまっている。
最初はバトゥーキってなに?って
状態だったし、
これは一体何の漫画なんだろう?
という状態で、専門用語も
ほとんど頭に入らなかった。
しかし読んでいくうちに物語に
魅せられバトゥーキにハマりだし
さらにカポエイラについて全然
知らなかった僕はその未知の
武術にも魅せられていった。
キャラも魅力があると思う。
主人公の一里の境遇は暗い部分が強い。
でもそんな一里がカポエイラを
通じてワクワクしたり、自分を
鍛えて強くなったり、
人との出会いなどを通じて
成長していく姿にどこか
感動する自分がいる。
また、個人的にとても好きな
キャラクターは双刃純悟だ。
最初は、
「なんだろうこの派手なガキンチョは?」
という印象だったけど、
どんどんカッコよく見えてきて
今では一番好きかもってくらい
魅力を感じるキャラだったりする。
今後の彼の活躍に期待したい!
バトゥーキは読んでいてつい
笑ってしまうところがあったりも
するし、バトルシーンも恰好よく
迫力のある画で魅せられる!
・バトゥーキという物語が今後どんな展開を見せるのか?
・どんな強者が現れどんな格闘技と戦っていくのか?
・カポエイラでの異種格闘技戦をどう描くのか?
本当に興味がつきなくて、
毎週とてつもなく楽しみな
バトゥーキはとても面白い
漫画なのだ!!!
「バトゥーキ面白いよね!」
「バトゥーキ好きなんだよね!」
そんな人がもっと増えてくれたら
いいなぁと思う。
まだバトゥーキを読んだことの
ない方は是非読んでみてほしい。